神奈川県

医療法人社団敬友会 小机歯科医院

一般には「小机歯科医院」として案内されています

国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)

39点 / 100

公式サイトを確認して採点しました

2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、18項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。

  • 安全性・法令体制11/38
  • 品質管理の開示0/19
  • 情報の透明性22/30
  • 通いやすさ4/7

「世界初と言っても良い技術です」という書き方があります 「日本独自の医療技術です。世界初と言っても良い技術です」という記載があります。技術の出どころ(国立長寿医療研究センターの中島美砂子博士による2012年からの研究)と、自院が技術供与を受けて実施していることを明記しているので背景は追えますが、「世界初」という言い方は他と比べた優位性の主張にあたります。歯髄再生治療そのものは、まだ実施施設が全国で限られている段階の治療です。一方この院は「歯髄細胞そのものを再生させるわけではありません」と用語を自ら訂正し、「症例が少ないために……明らかではありません」と分かっていないことも書き、費用を支払先ごとに分けて示しています。開示の水準は当サイトが確認した中でも上位です。表示が税別なので、前歯(1根管)でも税込では88万円になる点に注意してください。

費用を「自院に払う分」と「培養会社に払う分」に分けた表で公開。「歯髄細胞そのものを再生させるわけではありません」と自ら書いています。

  • 幹細胞治療
  • 局所注射

このクリニックの特徴

公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。

  • 費用を支払先ごとに分けた表で公開(税別)。「小机歯科に支払う費用(歯髄バンク400,000円)」と「エア・ウォーター・アエラスバイオに払う費用(培養:出荷費用300,000円)」、それに根管数ごとの標準費用(1根管100,000円/2根管150,000円ほか)を足して、前歯は合計800,000円。どこにいくら払うのかを分けて示している院は、当サイトが確認した中でもごくわずかです
  • 培養の委託先を実名で公開。「歯髄幹細胞培養依頼施設は アエラスバイオ株式会社」
  • 用語の限界を自ら訂正している。「正確に言うと、この歯の歯髄細胞そのものを再生させるわけではありません。ご本人の口の中にある、親知らずや過剰な歯を抜歯し、その歯の中の歯髄細胞を専用の施設で取り出し、そして培養します。それを歯髄が壊死してしまった歯の中に移植をするのです」
  • 分かっていないことを明示。矯正中に歯髄が壊死して変色した歯について「ただ、症例が少ないために、歯髄再生をすれば変色が戻るかは明らかではありません」
  • 適応の条件を3つ明記。「割れていない歯。ヒビも含みます」「歯冠崩壊が大きくない歯」「根管形態が複雑すぎない歯」。あわせて「この歯髄移植は全身状態によっては出来ない場合がありますので、内科等で血液検査を受けていただき、健康のチェックを行っていただきます」
  • 特に向いている症例を挙げている。「小学生の外傷の前歯(永久歯)」「矯正治療で壊死をしてしまった歯」。根が未完成の場合は根管治療がうまくいかず抜歯になることが多いため、歯根を完成させられる可能性があると説明
  • 技術の出どころと届出時期を明記。「国立長寿医療センターの中島美砂子博士が2012年から研究されて開発されました。そして、小机歯科では、この方法を技術供与を受ける形で実現しています」「当院では、2022年の2月に届け出をし受理をされております」。内閣府による歯髄再生の研究資料へのリンクも掲載
  • 想定外のことが起きた場合の体制を記載。「何等かの不測の事態が生じた場合は、所属する再生医療委員会に届け出をして協議をする体制になっております」
  • 手順を7段階で公開。不要な歯(親知らず・乳歯・過剰歯)の抜歯とアエラスバイオ社への預け入れ(培養は4週間程度)→壊死歯髄の除去→根の拡大→根管内の洗浄→歯髄細胞の移植→入口の閉鎖→定期的な観察
  • 乳歯を歯髄バンクに預けてあった場合、その細胞を培養して使えることも記載
  • 小机駅から徒歩3分(新横浜駅より1駅)。マイクロスコープ12台を備えると記載
  • 計画番号、細胞培養加工施設の番号、培養室の清浄度、投与前の細胞の品質検査項目、起こりうる副作用の具体名、急変時の連携先(医療機関)は確認できませんでした

料金(公式サイトの記載)

前歯(1根管)合計
800,000円(税別)
うち小机歯科に支払う費用(歯髄バンク)
400,000円(税別)
うちエア・ウォーター・アエラスバイオに払う費用(培養・出荷)
300,000円(税別)
うち標準費用 1根管/2根管
100,000円/150,000円(税別)
別途必要なもの
内科等での血液検査(全身状態の確認)

自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。

18項目の確認結果

全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。

安全性・法令体制11/38点

  • 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞をどこで培養しているかを公開している :公開あり 6点 「歯髄幹細胞培養依頼施設は アエラスバイオ株式会社」と実名で公開し、費用も同社に払う分を分けて表示
  • 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 受けられない場合の条件を公開している :公開あり 5点 適応の条件(割れていない歯、歯冠崩壊が大きくない歯、根管形態が複雑すぎない歯)と「全身状態によっては出来ない場合があります」を明記
  • 起こりうる副作用を具体的に公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

品質管理の開示0/19点

  • 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

情報の透明性22/30点

  • 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 前歯(1根管)合計800,000円(税別)を、自院分・培養会社分・根管数ごとの標準費用に分けて公開
  • 医師の経歴・所属を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 不要歯の抜歯とアエラスバイオ社への預け入れ(培養4週間程度)→壊死歯髄の除去→根の拡大→洗浄→移植→閉鎖→定期観察の7段階
  • 治療の実績を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 治療費以外にかかる費用を公開している :公開あり 4点 支払先ごとに費用を分け、内科等での血液検査が別に必要と明記
  • 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 「正確に言うと、この歯の歯髄細胞そのものを再生させるわけではありません」「症例が少ないために、歯髄再生をすれば変色が戻るかは明らかではありません」

通いやすさ4/7点

  • 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 小机駅から徒歩3分(新横浜駅より1駅)
  • オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

確認日:2026年8月17日/確認先: https://kozukue-shika.jp/treatment/hozon/saisei/ (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。

届出の内容

医療機関名医療法人社団敬友会 小机歯科医院
所在地神奈川県 横浜市港北区小机町1508-1
管理者久保倉弘孝
届出の区分第2種
届け出ている治療1件

届け出ている治療(1件)

国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。

  1. 自己歯髄幹細胞 による根管治療後の歯髄再生治療

審査した委員会

再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。

  • 健康長寿再生医療委員会

この情報でわかること・わからないこと

わかることわからないこと
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。
どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。
誰が管理者か、どの委員会が審査したか。
治療の効果や成功率。
費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。
医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。

届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。

出典

厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。