鹿児島県

社会医療法人博愛会 相良病院

一般には「相良病院」として案内されています

国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)

21点 / 100

公式サイトを確認して採点しました

2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、18項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。

  • 安全性・法令体制0/38
  • 品質管理の開示0/19
  • 情報の透明性16/30
  • 通いやすさ4/7

生着率の数字は、他院の「定着率が上がる」という説明を読むときの目安になります この病院が書いている「脂肪生着率は10〜40%ですが、(幹細胞を加えると)30〜70%程度にアップします」という数字は、当サイトが確認した535院で唯一の具体的な提示でした。ここから2つのことが読み取れます。ひとつは、幹細胞を加えても3割は生着しない可能性がある(30〜70%の下限)ということ。もうひとつは、通常の脂肪注入では10%しか残らない場合もあるということです。他院の「定着率が向上する」「生着率が高い」という説明を読むときの目安にしてください。乳房再建については、インプラントと自家組織(お腹や背中の組織)による方法が保険適用で、脂肪注入は自費という区別も最初に書かれています。まずは保険で受けられる方法を検討し、そのうえで自費の選択肢を考える順序が取れます。一方で、脂肪注入と培養脂肪幹細胞付加脂肪注入の料金、国に届け出た提供計画の番号、培養の委託先、起こりうる副作用、受けられない条件は当サイトが確認した時点では見つけられませんでした。外来(月・木・金の午前、水の午後、事前予約制)で確認してください。

乳がんの専門病院です。幹細胞を加えることで脂肪の生着率が「10〜40%から30〜70%程度にアップ」と、効果を実数の幅で示した唯一の例でした。

  • 幹細胞治療
  • 局所注射

このクリニックの特徴

公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。

  • 幹細胞を加える効果を実数の幅で書いています。「脂肪注入による乳房再建(自費診療)…脂肪生着率は10〜40%ですが、患者さんからごく少量の脂肪を採取し、その中に含まれる脂肪幹細胞を培養し、吸引した脂肪に混ぜて注入すると脂肪生着率が30〜70%程度にアップします」。当サイトが確認した535院で、幹細胞を加えることの効果をここまで具体的な数字の幅で示していたのはこの病院だけでした。ほかの院は「生着率が高い」「定着率が向上する」といった書き方にとどまります
  • 保険で受けられるものと自費のものを最初に区別しています。インプラントによる乳房再建(保険適用)、自家組織による乳房再建(保険適用)、脂肪注入による乳房再建(自費診療)。「美容整形の豊胸手術とは異なり、健康保険が適用されます」とも書いています
  • 保険適用の条件まで書いています。「保険適用のブレスト・インプラント(シリコン製人工乳房)とティッシュ・エキスパンダー(組織拡張器)を使用する乳房再建術は、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の認定を受けた施設に限り実施できます。当院は認定を受けており、インプラントによる乳房再建を保険適用で実施しています」
  • 制度の変更にも触れています。「2020年に遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に対する乳房切除術が保険適用となり、それに伴う乳房再建も保険で行えるようになりました」
  • 再建できる範囲を具体的に書いています。「乳房全摘手術を受けて乳房や乳頭乳輪を失った場合、温存手術を受けて乳房が変形した場合、乳房全摘で大胸筋が残っていない場合、放射線治療を受けた場合でも行うことができます」
  • 「培養脂肪幹細胞付加脂肪注入」の外来日を明記しています。月曜・木曜・金曜の午前、水曜の午後(事前予約制、相良病院3階外来 099-210-7821、受付は月〜金曜14:00〜17:30)
  • 再建のタイミング(一次再建=乳がんの手術と同時/二次再建=一定の期間をおいてから)と術式の分類を整理し、乳頭乳輪再建、健側のタッチアップまで一貫して対応すると記載。「乳腺外科医と形成外科医がチームとなって、乳房再建術に取り組んでいます」
  • 外部の情報サイト(乳房再建ナビ)へのリンクを置いており、自院の情報だけで完結させていません。乳腺・甲状腺・婦人科を柱とする女性のための専門病院で、特定領域がん診療連携拠点病院。形成外科の診療実績のページも公開しています
  • 脂肪注入・培養脂肪幹細胞付加脂肪注入の料金、計画番号、培養の委託先と細胞培養加工施設の名称・番号、起こりうる副作用、受けられない条件は確認できませんでした

料金(公式サイトの記載)

培養脂肪幹細胞付加脂肪注入
自費診療(金額の掲載は確認できませんでした)
インプラントによる乳房再建
保険適用(学会の認定施設のみ実施可)
自家組織による乳房再建
保険適用
生着率の目安
脂肪注入のみ10〜40%/幹細胞を加えると30〜70%程度

自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。

18項目の確認結果

全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。

安全性・法令体制0/38点

  • 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞をどこで培養しているかを公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 受けられない場合の条件を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 起こりうる副作用を具体的に公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

品質管理の開示0/19点

  • 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

情報の透明性16/30点

  • 料金を公開している(総額がわかる) :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 形成外科の医師紹介のページを公開。乳腺外科医と形成外科医のチームで再建に取り組むと明記
  • 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 一次再建・二次再建の区別、再建の流れのページ、培養脂肪幹細胞付加脂肪注入の外来日(月・木・金午前/水午後)を公開
  • 治療の実績を公開している :公開あり 4点 形成外科の診療実績のページを公開。日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の認定施設と明記
  • 治療費以外にかかる費用を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 「脂肪生着率は10〜40%」「幹細胞を混ぜて注入すると脂肪生着率が30〜70%程度にアップ」と幅のある実数で提示し、保険適用の選択肢を先に説明

通いやすさ4/7点

  • 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 鹿児島市松原町3-31(JR「鹿児島中央駅」・市電「天文館通」から徒歩圏)
  • オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

確認日:2026年8月17日/確認先: https://www.sagara.or.jp/department/keisei/entry-255.html (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。

届出の内容

医療機関名社会医療法人博愛会 相良病院
所在地鹿児島県 鹿児島市松原町3-31
管理者相良 吉昭
届出の区分第2種
届け出ている治療1件

届け出ている治療(1件)

国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。

  1. 培養自家脂肪組織由来間葉系幹細胞を用いた軟部組織の治療

審査した委員会

再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。

  • 東京科学大学特定認定再生医療等委員会

この情報でわかること・わからないこと

わかることわからないこと
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。
どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。
誰が管理者か、どの委員会が審査したか。
治療の効果や成功率。
費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。
医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。

届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。

出典

厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。