学校法人久留米大学 久留米大学病院
一般には「久留米大学病院」として案内されています
国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)
34点 / 100
公式サイトを確認して採点しました
2026年8月16日時点の公式サイトの記載をもとに、18項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。
同じ「幹細胞治療」でも、ここは培養しません 当院の治療は、採取した脂肪を分離処理・遠心・濃縮・洗浄して細胞を取り出し、そのまま注入するものです。数週間かけて細胞を増やす培養型の幹細胞治療とは工程が違い、投与できる細胞数も別物になります。名前が同じでも中身が違うので、他院と比べるときは「培養するのかしないのか」を必ず確認してください。なお料金は税抜表示で、入院費・麻酔費が含まれるかどうかは読み取れませんでした。
大学病院。治療ごとの料金を公開し、デメリットとして「十分なエビデンスが確立していない」と自ら書いています。
- 幹細胞治療
- PRP療法
- 局所注射
このクリニックの特徴
公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。
- デメリットを正面から記載。「十分なエビデンスが確立していない:先端的な治療には避けられないことですが、効果や安全性に関する十分な科学的根拠(エビデンス)が確立されていません。そのため、治療には試験的な要素を伴います」と明記しています
- 金銭的負担についても「公的医療保険の適応がなく、自由診療として扱われます」「大規模な二重盲検試験の実施などを経て厚生労働大臣等からの認定を受けて保険適用になるのは、まだまだかなり先になると見込まれます」と記載
- 料金を治療ごとに公開。血行の悪い手足の治療(第2種)600,000円+税、顔面の瘢痕・萎縮・陥凹変形 500,000円+税、顔面の老化に対する若返り 500,000円+税、体幹の陥凹変形 500,000円+税、乳がん術後の乳房再建または豊胸 700,000円+税
- 治療の流れを公開。基本的に最短2泊3日の入院で全身麻酔下に実施し、腹部・臀部・大腿部から脂肪吸引で採取したあと、分離処理・遠心処置・濃縮・試薬での洗浄を行って細胞を分離抽出し、そのまま目的部位に注入すると記載。培養工程は挟みません
- 使用する医療機器を製品名・メーカー名で公開(カネカ社の細胞濃縮洗浄システム、米国サイトリ・セラピューティクス社のセリューションシステム)
- 実施の経過を年表で公開。2001年に同大学が世界初の自己骨髄細胞移植による血管新生療法を実施したこと、2022年に名古屋大学などとの多施設共同臨床研究の結果が報告されたことを、経緯とともに記載
- 術前・術後の血管造影写真を掲載し、血管数の変化を示しています
- 窓口を治療別に明記。血行の悪い手足の治療は心臓・血管内科(担当医師名と電話・メール)、顔面や体幹の治療は形成外科外来(紹介状不要)
- 再生医療等提供計画は「再生医療等委員会の審査を経て九州厚生局に受理されました」と記載。ただし計画番号そのものの記載は確認できませんでした
- 同院に認定再生医療等委員会(認定番号 NB7160001)を設置していることを別ページで公開。委員一覧と規程も掲載
- 細胞培養加工施設番号、清浄度、投与前の品質検査項目、通院回数、受けられない条件、最寄駅からの徒歩分数は確認できませんでした
料金(公式サイトの記載)
- 重症虚血肢に対する血管新生療法(第2種)
- 600,000円+税
- 顔面の瘢痕・萎縮・陥凹変形に対する治療
- 500,000円+税
- 顔面の老化に対する若返り治療
- 500,000円+税
- 体幹の陥凹変形に対する治療
- 500,000円+税
- 乳がん術後の乳房再建または豊胸術
- 700,000円+税
自由診療のため保険適用外です。 2026年8月16日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。
18項目の確認結果
全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。
安全性・法令体制6/38点
- 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞をどこで培養しているかを公開している :公開あり 6点 採取した脂肪をその場で分離処理・遠心・濃縮・洗浄して細胞を分離抽出し注入すると記載。培養工程がなく、採取から投与まで院内の手術で完結することが読み取れます(使用機器もメーカー名・製品名で公開)
- 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 受けられない場合の条件を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 起こりうる副作用を具体的に公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
品質管理の開示0/19点
- 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
情報の透明性26/30点
- 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 5種類の治療それぞれの金額を公開(税抜表示)
- 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 担当する診療科と医師名、連絡先を治療別に公開
- 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 受診→診察で適応判断→手術日程調整→最短2泊3日の入院で全身麻酔下に施術→外来での経過観察という流れを公開
- 治療の実績を公開している :公開あり 4点 同院での実施経過を年表で公開し、2022年の多施設共同臨床研究の結果報告と、術前後の血管造影写真を掲載
- 治療費以外にかかる費用を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 大学病院。治療ごとの料金を公開し、デメリットとして「十分なエビデンスが確立していない」と自ら書いています。
通いやすさ0/7点
- 最寄駅から徒歩5分以内 :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
確認日:2026年8月16日/確認先: http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/plas/outpatient/regenerative.html (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。
届出の内容
| 医療機関名 | 学校法人久留米大学 久留米大学病院 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 久留米市旭町67番地 |
| 管理者 | 野村 政壽 |
| 届出の区分 | 第2種・第3種 |
| 届け出ている治療 | 2件 |
届け出ている治療(2件)
国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。
- 脂肪幹細胞を用いた重症虚血肢病変に対する血管新生療法
- 自家脂肪組織由来細胞(脂肪由来幹細胞を含む)を用いた皮膚・軟部組織の治療
審査した委員会
再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。
- 特定非営利活動法人先端医療推進機構特定認定再生医療等委員会名古屋
- 医療法人清悠会認定再生医療等委員会
この情報でわかること・わからないこと
| わかること | わからないこと |
|---|---|
|
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。 どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。 誰が管理者か、どの委員会が審査したか。 |
治療の効果や成功率。 費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。 医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。 |
届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方と 細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。