千葉県

医療法人鉄蕉会 亀田クリニック

一般には「亀田クリニック」として案内されています

国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)

47点 / 100

公式サイトを確認して採点しました

2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、18項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。

  • 安全性・法令体制5/38
  • 品質管理の開示5/19
  • 情報の透明性30/30
  • 通いやすさ4/7

2つの届出が別々です。目的に合うのはどちらかを最初に確認してください この院には、公式サイトで説明されている「乳がん術後の乳房再建」(計画番号PB3220030は亀田総合病院の提供計画で、外来と脂肪採取を亀田クリニックが担い、手術は亀田総合病院で行われます)と、厚生労働省の一覧に載っている当院自身の届出「自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた関節痛、変形性関節症治療」の2つがあります。後者については、当サイトが確認した時点でサイト上に説明・料金・流れが見当たりませんでした。膝や肩の痛みで幹細胞治療を検討しているなら、整形外科の外来で「関節への幹細胞治療は受けられるか」「総額はいくらか」「計画番号は何番か」を確認してください。乳房再建を検討している場合は、亀田総合病院のページに計画番号・委託先の施設番号(セルポートクリニック横浜 CPC/FC3140003)・凍結保管期間2年・禁忌7項目まで書かれており、当サイトが確認した520院の中でも情報がよくそろっています。なお外来は千葉県(亀田クリニック、幕張クリニック)と東京都(亀田京橋クリニック)の3か所にあり、説明だけ聞きたい場合も予約して受診できると書かれています。

乳房再建の外来と脂肪採取をこの院でも行っており、説明は亀田総合病院と共通です。ただし当院自身の届出(関節痛・変形性関節症)の説明は見当たりません。

  • 幹細胞治療
  • 局所注射

このクリニックの特徴

公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。

  • 乳がん術後の乳房再建に培養脂肪幹細胞を使う治療の外来を担っています。「医療法人鉄蕉会亀田総合病院及び亀田クリニックの乳腺科では、乳房温存術後または乳房全摘後の再建として、2010年5月より脂肪幹細胞付加脂肪注入(セリューション法)、2022年7月より培養脂肪幹細胞付加脂肪注入方法に基づく再生医療を用いた新しい治療を開始しました」
  • 幹細胞を採るための脂肪採取もこの院で行えると明記。「幹細胞分離のための脂肪採取(亀田総合病院または亀田クリニック内手術室)」。局所麻酔下に注射器の吸引または1cm程度の皮膚切開で採取し、20〜30分ほどと書かれています(乳房再建の手術自体は亀田総合病院の手術室で実施)
  • 費用は亀田総合病院と共通で、単純脂肪注入 約55万円、脂肪幹細胞付加脂肪注入(セリューション法)約113万円(税抜)、培養脂肪幹細胞付加脂肪注入 約110万円(105万円〜。細胞採取・細胞加工費用・再建手術・入院費用を含む)
  • 受けられない条件7項目と中止基準4項目も共通のページに書かれています。抗生剤(アミノグリコシド系)・抗真菌剤(ポリエン系)へのアレルギーが挙げられており、培養に使う薬剤が読み取れます
  • 「乳がんで失われた(または変形した)乳房を元通りに戻すものではなく、何かの手段(材料)を使って乳房を作っていく(再建をする)治療です」という限界の説明も共通です
  • 整形外科は領域ごとに専門医を配置しており、診療実績のページと担当医表、施設基準年間手術症例数を公開しています。人間ドック(日帰り・1泊2日)やPET-CTによるがん検診も扱っています
  • 厚生労働省の一覧では、この院自身の届出は「自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた関節痛、変形性関節症治療」です。しかし当サイトが確認した時点で、関節に対する幹細胞治療の説明・料金・流れは見つけられませんでした
  • 関節への幹細胞治療の計画番号・料金・流れ・副作用・受けられない条件、投与する細胞数、投与前の品質検査の項目名は確認できませんでした

料金(公式サイトの記載)

培養脂肪幹細胞付加脂肪注入(乳房再建)
105万円〜(片側の場合 約110万円)
セリューション法/単純脂肪注入
約113万円(税抜)/約55万円
関節への幹細胞治療
サイトに記載が見つかりませんでした

自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点で公式サイトに記載されていた金額です。 改定されている場合があるため、必ず受診前に直接ご確認ください。 別途、検査費や薬剤費がかかる場合があります。

18項目の確認結果

全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。

安全性・法令体制5/38点

  • 国に届け出た治療計画の番号を公開している :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞をどこで培養しているかを公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 受けられない場合の条件を公開している :公開あり 5点 共通ページで受けられない条件を7項目公開(他のがん合併/乳がんの再発転移/HIV/コントロール不良な虚血性心疾患・糖尿病・精神障害/抗生剤・抗真菌剤へのアレルギー/20歳未満/医師の判断)
  • 起こりうる副作用を具体的に公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

品質管理の開示5/19点

  • 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
  • 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :公開あり 5点 「増やした幹細胞は品質検査が行われ、凍結保存されます」「細胞の凍結保管期間は2年間としています」と記載

情報の透明性30/30点

  • 料金を公開している(総額がわかる) :公開あり 10点 3方式の費用(約55万円/約113万円/約110万円)を比較表で公開
  • 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 担当医表とスタッフ紹介を公開。乳房再建は淺野裕子医師(乳房再建外科部長)が担当と明記
  • 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 脂肪採取(亀田クリニック内手術室でも可・20〜30分)→委託先で培養・品質検査・凍結保存→亀田総合病院手術室で再建手術
  • 治療の実績を公開している :公開あり 4点 診療実績のページと施設基準年間手術症例数を公開。乳房再建は2010年5月・2022年7月の開始時期を明記
  • 治療費以外にかかる費用を公開している :公開あり 4点 費用に細胞採取・細胞加工費用・再建手術・入院費用が含まれると明記し、回数や片側/両側で変動することも記載
  • 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :公開あり 4点 「乳房を元通りに戻すものではなく、何かの手段(材料)を使って乳房を作っていく治療です」と記載

通いやすさ4/7点

  • 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 JR「安房鴨川駅」から徒歩圏(千葉県鴨川市横渚)
  • オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした

確認日:2026年8月17日/確認先: https://medical.kameda.com/clinic/outpatient/topics/breast_reconstruction/index.html (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。

届出の内容

医療機関名医療法人鉄蕉会 亀田クリニック
所在地千葉県 鴨川市東町 1344 番地
管理者黒田 浩司
届出の区分第2種
届け出ている治療1件

届け出ている治療(1件)

国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。

  1. 自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた関節痛、変形性関節症治療

審査した委員会

再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。

  • 安全未来特定認定再生医療等委員会

この情報でわかること・わからないこと

わかることわからないこと
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。
どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。
誰が管理者か、どの委員会が審査したか。
治療の効果や成功率。
費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。
医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。

届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。

出典

厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。