医療法人社団福祉会 高須病院
一般には「高須病院」として案内されています
国に届け出ている再生医療等の内容(厚生労働省の公表情報より)
33点 / 100
公式サイトを確認して採点しました
2026年8月17日時点の公式サイトの記載をもとに、18項目を確認しています。 点数は公開されている情報の量を測ったもので、治療の効果や医師の技量とは関係ありません。
「副作用の心配なし」「完治も望める」という書き方は行き過ぎています このページには、PRP治療について「自分自身の血液を使用するので副作用の心配なし」、幹細胞治療について「自分自身の細胞を使用するので副作用の心配なし」という記述が並んでいます。さらに整形外科のページには「これまで完治させることが難しかった疾患の完治も望めるようになり」という表現もあります。自分の細胞を使うため拒絶反応は起こりにくいのは事実ですが、脂肪を採る処置に伴う内出血・痛み・感染、注射部位の腫れは起こりえますし、幹細胞の点滴ではまれに肺塞栓の報告もあります(同院は膝への注入なので点滴とは条件が違いますが、副作用が「ない」とまでは言えません)。「完治」という言い方も、変形性膝関節症でいったんすり減った軟骨が元に戻るという意味に読めてしまい、実際には他院が「軟骨に代わるもの」と説明している範囲です。一方で、計画番号を2件(PB4240002、PB4240030)出していること、受けられない条件に血液凝固能の異常まで挙げていること、医療費控除の手続きを具体的に説明していることは、当サイトが確認した509院の中でも実務的で役に立つ部分です。診察のときに、起こりうる副作用の一覧と総額、培養を委託する会社名を確認してください。
計画番号を2件明記し、受けられない条件と医療費控除の手続きまで書いています。ただし「副作用の心配なし」と2か所で断定しています。
- 幹細胞治療
- PRP療法
- 局所注射
このクリニックの特徴
公式サイトに書かれている内容から、判断材料になる点を抜き出しました。 当サイトの評価や感想ではなく、確認できた事実だけを載せています。
- 計画番号を2件公開しています(PB4240002、PB4240030)。血液を使うPRP治療と脂肪を使う幹細胞治療の2本立てで、それぞれ別の届出になっていることが読み取れます
- 受けられない条件を書いています。「術前の血液検査にて感染症が発見された場合や、血液凝固能(血の固まりやすさ)に異常がある方はこの治療をお受けいただくことができません」。血液凝固能の異常を挙げている院は当サイトが確認した中でも少数です
- 脂肪の採取量を分かりやすく書いています。「患者さまの腹部の脂肪(米粒5〜10粒程度)を採取して幹細胞を取り出し、これを専門機関で培養した後、膝に注入します」
- 効果の持続について、実際に多いほうを先に書いています。「効果の持続については、数ヶ月という方が多いのですが、中には数年痛みが軽く安定していたという報告もあります。鎮痛剤やヒアルロン酸の効果は1〜2週間程度とされているので、効果期間の差はかなりあると言えます」
- 医療費控除の手続きを具体的に説明しています。「1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が10万円(所得の金額が200万円までの方は所得の合計額の5%)以上の場合、確定申告で治療費の一部が戻ってくる制度です」「申告される方だけでなく、その方と生計を一にする配偶者その他の親族の医療費を合算することができます」「当院で発行した領収書を保管し、確定申告の際にご提出ください」。高額な自由診療を検討する人に実用的な情報です
- 保険適用でない理由を説明しています。「安全性や有効性が確認されている治療であっても、保険が適用になるまでには審査に長期間時間がかかるため、最新治療である再生医療は、現時点ではほとんどの疾患に対する再生医療は自費での診療となります」
- 変形性膝関節症を重症度(正常・軽度・中等度・重度)に分けて症状を書き、重度は「骨切り術、人工関節置換術が選択されます」と手術を挙げています。リスク因子として肥満・職業・スポーツ歴に加え「高血圧、脂質異常、糖代謝異常や認知症など全身性疾患との関連性も指摘されています」とも記載
- 治療後の注意を具体的に書いています。「念のため当日のみ、長時間の半身浴、飲酒、運動はお控えください」「治療後の関節は動かさないと固まりやすくなるため、簡単なストレッチをおすすめしています」
- 内科・消化器内科・循環器内科・人工透析内科・外科・整形外科・脳神経外科・眼科・皮膚科・美容皮膚科・泌尿器科を持つ病院で、回復期リハビリ病棟と介護医療院を併設。整形外科の担当医を曜日・週ごとに実名で公開しています(小児整形外科にも対応)
- 料金、培養を委託している「専門機関」の名称と細胞培養加工施設の番号、投与する細胞数、投与前の品質検査項目、培養期間は確認できませんでした
料金(公式サイトの記載)
料金の掲載は確認できませんでした(医療費控除の対象になる可能性については詳しく説明)
自由診療のため保険適用外です。 2026年8月17日時点では、公式サイトで金額を確認できませんでした。 金額が非公開であること自体は違法ではありませんが、 受診前に総額(何回分か・追加費用の有無を含む)を必ず書面でご確認ください。
18項目の確認結果
全クリニックに同じ基準を当てはめています。 「−」は満たしていないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。 基準の中身は採点の基準に全項目を公開しています。
安全性・法令体制15/38点
- 国に届け出た治療計画の番号を公開している :公開あり 10点 提供計画番号を2件掲載(PB4240002、PB4240030)
- 細胞を育てる施設の番号を公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞をどこで培養しているかを公開している :確認できず 6点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 院内の設備で細胞を培養している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 受けられない場合の条件を公開している :公開あり 5点 「術前の血液検査にて感染症が発見された場合や、血液凝固能に異常がある方はこの治療をお受けいただくことができません」と記載
- 起こりうる副作用を具体的に公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 急変したときの連携先を公開している :確認できず 2点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
品質管理の開示0/19点
- 投与前の検査項目を公開している :確認できず 9点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 培養室の清潔さの基準を公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 細胞を冷凍保存するかどうかを公開している :確認できず 5点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
情報の透明性12/30点
- 料金を公開している(総額がわかる) :確認できず 10点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 医師の経歴・所属を公開している :公開あり 4点 整形外科の担当医師表に医師名を曜日・週ごとに掲載(小児整形外科の担当医も明記)
- 治療の流れと通院回数を公開している :公開あり 4点 問診・触診・MRI画像診断で状態を確認 →腹部から米粒5〜10粒程度の脂肪を採取 →専門機関で培養 →膝に注入。効果の実感は1〜2ヶ月が目安と記載
- 治療の実績を公開している :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
- 治療費以外にかかる費用を公開している :公開あり 4点 医療費控除の要件(10万円または所得の5%)、親族分の合算、領収書の保管と提出手順を具体的に説明
- 効果の限界やエビデンスの弱さを自ら書いている :確認できず 4点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
通いやすさ4/7点
- 最寄駅から徒歩5分以内 :公開あり 4点 愛知県西尾市一色町赤羽上郷中113-1。国道247号「一色赤羽」交差点より南へ約100m(西尾市中心部より車で約20分)
- オンラインで相談できる :確認できず 3点 公式サイトで該当する記載を確認できませんでした
確認日:2026年8月17日/確認先: https://www.takasu-hp.or.jp/lp (公式サイト)。当サイトは広告掲載を受けていないため、掲載順や点数が金銭で変わることはありません。
届出の内容
| 医療機関名 | 医療法人社団福祉会 高須病院 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 西尾市一色町赤羽上郷中113-1 |
| 管理者 | 笠井 保志 |
| 届出の区分 | 第2種 |
| 届け出ている治療 | 1件 |
届け出ている治療(1件)
国に提出された計画に記載されている治療名です。 ここに載っていない治療を受けられないという意味ではありません (培養上清液のように、そもそも届出の対象外となる治療があります)。
- 自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた関節痛、変形性関節症治療
審査した委員会
再生医療等の提供計画は、医療機関から独立した認定再生医療等委員会の審査を受けたうえで 国に届け出られます。審査を担当した委員会は次のとおりです。
- 一般社団法人 令和再生医療委員会
この情報でわかること・わからないこと
| わかること | わからないこと |
|---|---|
|
国に届出をしたうえで再生医療等を提供していること。 どの区分の、どういう名称の治療を届け出ているか。 誰が管理者か、どの委員会が審査したか。 |
治療の効果や成功率。 費用、通院回数、細胞をどこで培養しているか。 医師の経験や、実際の説明の丁寧さ。 |
届出があることは「安全である」ことの証明ではありません。 手続きを踏んでいるという事実にとどまります。実際に検討するときは、 クリニックの選び方と 細胞をどこで培養しているかもあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省 再生医療等提供機関一覧(治療)(厚生労働省) を2026-08-14に取得したものです。 届出内容はその後に変更されている場合があります。最新の情報は厚生労働省の一覧、 または各医療機関に直接ご確認ください。